REPORT 5 |
’99プロ野球公式戦開幕(中日-広島) ナゴヤドーム・始球式 |
1999年4月2日、ナゴヤドームで行なわれた「’99プロ野球公式戦試合(中日−広島)」の 始球式に出演した様子を、簡単にまとめさせていただきました。 |
’99プロ野球公式戦開幕(中日ドラゴンズ対広島カープ) |
1999年4月2日、当日の名古屋は、昼すぎから雨が降った りやんだりの天気。 13時すぎからあちこちで人の動きがあわただしく、まさに 公式戦開幕の雰囲気をかもし出していた。 ホーム(中日ドラゴンズ)側の外野自由席の入り口には、 長蛇の列。中日ファンの意気込みが伝わってきた。 普段どおり、広島、中日の順番に練習が終わり、いよいよ 公式戦開幕へのイベントが始まった。 ・・スピードボールコンテストで一般公募の選手と、ラッキー 池田さんが登場。 ラッキー池田さんの投球は一番遅かった。 真っ暗になったナゴヤドーム。バックスクリーン下部で赤い炎があがり、続けて吹奏楽の登場・演奏。 アナウンスが流れる。「近藤さんが連れてきたのは」という前振りで、須藤理彩さんの 名前が呼ばれる。 バックスクリーン側からクラシックカーに近藤さんと同乗して登場。中日ジャケットに白ズボン。 髪をストレートに下ろし、とてもすらっとした感じ。 クラシックカーはゆっくりと前に進み、ピッチャーマウンドの 手前で停止。 近藤さんと須藤さんがともに降りる。 そして、いよいよ中日ナインがマウンドにつく。それぞれの選手が、近藤さんに花束を渡す中、須藤さんも 拍手をしている。 ナインがポジションにつくと、そのままのかろやかな流れで始球式がはじまる。 中日の帽子をしっかりとかぶる須藤さん。 大きくモーションをとり、投げるが、広島の緒方選手と反対方向へ大きくそれる・・・。 結果、大暴投になってしまった。 スタジアムで「うわー」って言う歓声があがった。 投げた瞬間、「やってしまった」という表情とともに、須藤さんはうわっ・・としゃがみこみ、頭を抱え込んだ。 選手達の拍手とともに、ピッチャーマウンドをおりた須藤さんだが、あまりの衝撃だったのか、 立ちあがって歩きだしたあとも、頭をポンポンと叩きながら歩いて行った。 ドアの周辺に関係者が沢山いたが、上から見ていても何回も頭を下げて、とても申し訳なさそうにしている 様子が見えて、かわいらしさとともに、本人の残念さが伝わってきた。 当日、須藤さんは山田投手コーチの助言・指導を受け、ブルペンで約10分ほど投球練習をしていたそうです。 投球を終えて、須藤さんは、「せっかく山田投手コーチに助言を受け、ブルペンで約10分も投げ込んだのに、 情けないです」とのコメントをし、とてもガックリしていたそうです。 須藤さんの投球とは裏腹に、中日対広島は逆転、逆転と接戦したものの、中日が試合を制し、勝利した。
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