らせん(第5話) |
1999年7月29日・放送 |
今回のあらすじ | 死者蘇生の儀式が行われるという挟戸村の神社で、安藤(岸谷五朗)と夏美(吉本 多香美)は、村人に拉致されてしまった。小さな小屋に監禁されるが、何とか逃げ 出すことに成功する。小屋から出た夏美は、杉崎家の庭に立つ泥まみれの竹雄 (問田憲輔)を見つけ、悲鳴を上げる。死んだはずの竹雄が生き返ったのか? その時、村人に気付かれた二人は必死で車にたどり着き発進させる。 ドライブインで一息つく二人。夏美は、蘇生儀式にはトリックがある、と考える。 クローンではないか、と言う安藤に「クローンは元の年齢に達するのに同じ時間 かかる」と否定する夏美。安藤は、死んでしまった息子のことをつい思い出してしまう。 夏美は科捜研に調べを頼むが、死体は本物だったことが分かる。ただ、竹雄は、 ある轢き逃げ事件で、一緒に死んだ4人に脅されていたフシがあることも明らかになる。 なにか裏があると踏んだ夏美は、村の科学者・今西(陰山泰)に相談しようと言う。 そのころ、「リング事件」の生き残りである舞(矢田亜希子)は、科捜研に夏美を訪ねた。 もちろん夏美は不在で、対応に出たのは陸田(内藤剛志)であった。舞は仕方なく 陸田に話し始める。 「実は大島に葬られた山村貞子の遺骨が、墓が暴かれ、持ち出された。誰かが 封印を解いたのだ。そこを知る者は、事件関係者しかいない」と訴える舞。「つまり 警察関係者ですね」と応える陸田。その顔は謎の笑みを浮かべていた。 一方、今西の研究所に着いた安藤と夏美は、留守のためそのまま中に入った。 そこには、不思議な研究資料が残されていた。稲が半年で10世代も交配されて いるのだ。写真資料に、稲の苗に手をかざす今西の姿が写っている。そこへ現れた 今西。今西は落ち着いて言う。「死者が生き返ることは信じられませんが、事実です。 科学では説明できないことがあるのです。早く東京に戻りなさい」と諭す。その時、 闇に人の気配が。銃を持つその男と格闘になる。今西が銃を取り上げる。安藤が 組み敷くと、その男は竹雄であった。竹雄が、今西に向かって「あの死体のことを しゃべったのか」と問い質そうとした瞬間、今西は竹雄を射殺してしまうのだった・・・。 |
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今回の須藤理彩さん |