救命病棟24時(第9話) |
1999年3月2日・放送 |
「がんばって・・・」 |
今回のあらすじ | 看護婦のゆき(須藤理彩)が父親の剛(江守徹)に「ガンだからね」と言った翌日、 進藤(江口洋介)は剛に「肺ガンだが、手術で治る可能性がある」と検査結果を 伝える。 ゆきは進藤と楓(松嶋菜々子)に言いすぎたことを謝るが、進藤はゆきと折り合いの 悪い父親が葬儀社に情報を流した疑いを持たれた娘の汚名を晴らそうとしたことを 明かす。情報を流していたのは辻(八嶋智人)だった。 その日、建築中のビルから落ちてきた鉄骨をモロに受けた青年が運びこまれる。 両親や友人が駆けつけるが、手の施しようがなく、ゆきも慰めの言葉もない。 婦長のルリ子(大島蓉子)もゆき親娘の関係修復につとめるが、ゆきの心をほぐせ ない。剛は進藤に複雑な親娘関係を打ち明けた上、「手術は怖い」と言う。 帰ろうとしたゆきに進藤は、「オペを受けるように父親を説得しろ」と命じるが、 ゆきは父親への対処の仕方が分からない。進藤は「ここは命を救うところ、お前は その一員だろう」と問い掛ける。 翌日、横になったままの青年の両親が面会を許される。「よく頑張ったね」と誉める 姿を見たゆきが、涙をこらえながら病院の玄関へきた時、急ブレーキの音を耳にする。 「助けて」と叫ぶ佳代(水島かおり)。目を離したスキに息子が風呂に入り、溺水して しまったらしい。同じころ、剛の病状が急変し、進藤が剛を、堺(杉本哲太)が子供の 処置をし始める。 動転している佳代をゆきが慰めているところへやってきた楓が、父親の病状の 急変を伝えるが、ゆきは「ここが終わってから行きます」と答える。一方、剛は うわごとでゆきの名前を呼びつづけている。 佳代の息子が水を吐いたのを見たゆきは、佳代に「もう安心」と告げる。泣き崩れる 佳代の姿にゆきの表情はひきつる。小走りに剛の部屋に向かったゆきは、静けさに ドキリとするが、進藤に「安心しろ」と言われる。 気分のよくなった剛は、ゆきに「死に損なった」「葬式はしなくていい」と軽口をたたく。 それを聞いたゆきは、「患者の命を延ばすことが私たちの仕事」と剛を諭し、手術する ようにすすめて納得させる。 夕方のナースカンファレンスの席でゆきは、父親が迷惑をかけたことを詫び、進藤にも お礼を言った後、「奥さんが目覚めることを信じてます」と励ますのだった。 |
※上記あらすじは株式会社フジテレビジョンのホームページ内にある、救命病棟24時 のページからの引用です。 したがって、上記あらすじのすべての権利は株式会社フジテレビジョンに属します。 当方では、番組放送後のドラマ及び須藤理彩さん出演に関するコメントなどを掲 載するにあたって、必要最低限の情報として上記あらすじを引用しています。 この件につきましてご指摘等ございましたら、お手数ですがこちらまでメールください。 |
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今回の須藤理彩さん | 登場時間 約21分15秒(おおよそです) はじめに、文句なしの最多出演時間となりました。今回のお話ではまさに主演です。 桜井ゆき(須藤理彩)が父、剛(江守徹)に暴言=告知をしてしまうシーンから始まり ました。 今回は最初からそのゆきと父のすれ違ったままの感情をあらわしたお話が 中心でした。最初、ゆきは進藤先生に言われようと父との仲を戻そうとは表面では 考えていませんでしたが、救命室に運ばれてくる患者の親子関係を見るにあたって、 少しずつその閉ざした心を広げていったようです。 父の急変でも一度はそっぽをむく かたちを現してしまいましたが、子供の容態が安定し、母に告げたあとに廊下を歩き 出したゆきは、もう違っていました。 病室で進藤先生達が立ちつくし、父が死んで しまったように見えたことを受けて、ゆきが泣き出すシーンも「じーん」ときました。 父、剛とゆきの会話の中で、剛に「お父さん」と告げたときは、まさに親と子供の すれ違った感情が結ばれた気持ちがしました。 本当によかったです。 ところで、楓と屋台で飲んでるシーン、楓が酔いつぶれて病院に電話したところ、 進藤先生がでて、こまっているゆき。 父の話で気まずかったこともあるでしょうが、 ちょっと嫉妬心みたいのもあったのでしょう。と、思いました。 その後、時計を見ている シーンは、なんだかんだ言って進藤先生を待っているようで、堺先生(杉本哲太)達が 来たとき、「なんだ」という感じと「よかった」っていう感じが入り乱れたようにも見えま したが・・・。 どうなんでしょうか?? 次回進藤先生の奥さんが眠りから覚めるようです。まだまだ見逃せませんね。 とよ |